東京タワー 芝公園周辺に立つ巨樹の数々

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みなさん、こんにちは。今回は、東京都港区にある、都立芝公園周辺に立つ巨樹をご紹介します。

東京タワーの様子修正

芝公園は、飛鳥山公園、上野公園、浅草公園、深川公園とともに、日本初の公園という指定を受け、明治6年(1873年)に開園しました。

以前は同じ地域にある増上寺境内も公園でしたが、戦後の政教分離により区分けされます。現在では、増上寺、芝東照宮、ホテルが中心に位置し、公園区が周りを囲むようなユニークなドーナツ型となりました。

東京タワーが隣に立つ都会のど真ん中という立地から、園が幾つもの道路で区切られ小分けされているのも特徴です。

都会にある様子

都営地下鉄大江戸・三田線の路線に重なるように位置し、アクセスは抜群。御成門、芝公園、赤羽橋、各駅の地上出口前から公園は広がっています。

クスノキ ホテル側から

以前ご紹介しました、大雄寺、本郷弓町のクスノキに次ぐ都内で3番目の大きさを誇る樹は、公園南西の端、赤羽橋交差点と「ザ・プリンスパークタワー東京」の間、公園区画内・17号地に立っています。

クスノキ ゴツイ感じ

クスノキ

クスノキ 実

公園内にはクスノキが目立ちますが、幹周り約5.2m、樹高約13m、推定樹齢300年というサイズは、他とは一線を画す迫力。これだけの巨樹ですが案内板などがなく、違和感を覚えました。しかし公園の方に話を聞くと年に4回、園内の樹木の健康状態をチェックしているとのこと。その甲斐あってか樹勢は良好で、秋らしく艶々した黒い実をたくさんつけていました。

増上寺境内には「グラント将軍松」「カヤ」があります。

グラント松引き

御成門駅から日比谷通りを南下し、朱色が特徴的な三門をくぐると、右手に見えるのが米国18代大統領グラント将軍が、明治12年(1879年)に植えた松です(幹周り、樹高は不明)。松と呼ばれていますが、正確にはマツ科のヒマラヤスギです。

グラント松引き②

グラント松雄花

樹が立つ場所は本堂(大殿)に続く大きな参道脇ということで、日当たり抜群で樹勢は良好、雄花がたくさん咲き観光客の姿も目立ちました。

カヤは、三門からさらに南側にある黒門をくぐり、慈雲閣という建物の裏にひっそりと佇んでいます。グラント将軍松が立つ場所と違い、人の姿はまったくなく対照的でした。

カヤと東京タワー

カヤ

幹周り約4m、樹高約25m、推定樹齢600年で、港区の天然記念物指定を受けています。樹皮の一部が枯れていますが、枝葉をたくさんつけ樹勢は良好。今回ご紹介した他の樹が植樹なのに対し、このカヤだけでは自生木といわれ、貴重な存在であることがうかがえます。

広場の様子

黒門をさらに南下すると、港区が管理する港区芝公園の大広場があり、その脇にある芝東照宮にイチョウはあります。広場からも分かるその大きさは、幹周り約6.5m、樹高約21.5m、根回りは約8.3mもあります。

イチョウを広場から

イチョウと東京タワー

イチョウ根元

イチョウ

イチョウ枝葉

寛永18年(1641年)、徳川3代将軍家光が植えたと伝えられていますから、樹齢は370年以上。戦前は国の天然記念物指定を受けていましたが、現在は東京都に変わっています(変更理由は分かりませんでした)。

園内には滝が流れる渓谷「もみじ谷」の他、古墳、跡地、記念碑などが数多くあり、散策にはもってこいのスポットです。

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